飛騨牛の歴史
新着情報ブログ 2009.08.17
ブランド牛、飛騨牛の歴史をご紹介します。
飛騨地域では昭和20年代、田畑を耕す農耕用も兼ねた牛の飼育が行われていました。昭和30年代、農作業の機械化によって肉用専門への転換が始まり、
昭和40年代には肉質や体格の良さを求める改良が行われるようになりました。
そして、この時期に和牛のオリンピック、全国和牛能力共進会が開催されるようになりました。昭和50年代になると集団的な和牛の改良がスタートし、
種雄牛(父牛)の充実を図るため導入されたのが飛騨牛ブランドの立役者となる「安福」でした。
安福号は昭和55年、但馬牛の産地である兵庫県美方郡村岡町に生れ、56年に県が1000万円で落札。現在の高山市清見町県畜産研究所で種雄牛として
大切に育てる飼育が始まりました。
昭和58年頃から産子が飛騨子牛市場に出回るようになり、当時平均で25万円程度と低迷していた子牛価格を押し上げました。平成3年には、安福産子が
70万円を超える価格で取引されるようになり、飛騨子牛市場を全国トップの座に押し上げました。
その後も「飛騨白清」を始め、「白清85の3」、「天晴白清」など、数多くの安福の良さを引き継いだ種雄牛が飛騨牛銘柄の更なる発展に寄与しています。
・・・・・2009.08.17
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